海の散歩道 九州編/6

五日目、数日前の日田でのちゃんぽんがこたえたようで、おなかの調子が悪いのが続いていた。ラグビー日本対サモアを観た後、ホテルを出発。朝食のないホテルだったので、コンビニで朝食を仕入れた後、再度水俣湾の公園に向かう。すると、そこは昨日とは違い、潮が満ちて、また異なる景色を見せてくれた。海沿いの遊歩道が海につかり、龍の彫刻が恋路島の方へ飛び立とうとしているようだった。そんな風にして、ここから色んな生き物が天に舞い上がったのではないかな。あの猫もカラスも魚も、もちろん人も。自然をないがしろにすることは、生き物を、もちろん人も、自分を未来をないがしろにすることなんだ。すごく大きな事件になって初めて気づかされる。

水俣を離れ、一路宮崎の青島を目指す。途中、霧島野外彫刻の森の看板が目に入る。ついそちらの方向にハンドルを切ってしまう。入場ゲートの代わりに草間彌生さんの水玉の巨大な花が迎えてくれた。神戸の植松さんの作品は青空を背景に緊張感のある作品だった。ゆっくりと散策路沿いに野外彫刻があり、屋内ではアニメーションに、台湾出身の若いアーティストによるインスタレーションとパフォーマンスを実施されていた。その後、青島へ向かうが、おなかがすいてきたので、昼食を考えた。以前四国の宇和島で日向どんぶりというどんぶりを食べて、とても美味しかったということを思い出した。「日向の本場だからあるに違いない。」と思い検索をかける。が、日向丼ではかかってこない。海鮮丼ではたくさんの店が出てきた。延岡近くの海鮮丼の店に向かう。14時、遅い昼食をいただく。記憶だと、日向丼はのっている魚介類がみんな漬けにしてあったと思う。(かなり前のことなので、ちょっといいかげん?)ここでの海鮮丼は普通の海鮮丼でした。でも、とっても美味しかったです。宿泊地竹田に向かう。途中宮崎の道の駅で宮崎名物チキン南蛮とおこわをゲットする。日が落ちてから、ながゆ温泉に到着する。宿泊地ははすぐわかるが、日帰り温泉が見あたらない。しばらくウロウロしてから、尋ねると目の前であった。ここは歴史のある温泉地で何軒かの旅館もあり少し分かりづらかった。温泉内には畳の休憩所と扇風機があり、湯上りはゆっくりと過ごした。ここで眠ってしまいそうであった。

(満潮に臨む恋路島)         (水俣湾に舞い上がろうとする龍)

(霧島野外彫刻の森より)