てくてく 4/  映画は、やはり心のビタミンですね。

1月16日は映画を観に行きました。1年前の震災の日に封切された「港に灯がともる」でした。予告を見た時、主人公が嗚咽するシーンが長かったので、ちょっとしんどいかもと思ってはいました。が、見始めると街の音、自然の音、人の息遣いそういったものがとてもクリアに体の中に入ってきました。主人公の父とのやり取りの中で、耐えられなくなりトイレに逃げ込み呼吸を必死に整えようとする息遣い、とてもリアリティがありました。それは、どうにもならないと感じる思いを嗚咽で、その嗚咽を時間をかけて整えようとする主人公の姿(姿は見えないトイレの中)、それに寄り添うような作り手の姿勢に今の時代「欲しいな。」と思うのでした。ここで、お父さんは「お前にはわからん」といいながらも聴こうとしている娘に何か今までとは違うものを感じたのではないかと思います。疲れた心が周りに支えられ立ち上がる姿が丁寧に丁寧に描かれていました。元気をもらいました。やっぱり、映画は元気をもらえるビタミンなんですよ。話を終えないことの大切さを切に感じました。

追伸、17日にまたコウノトリに出会いました。1羽だけでポツリ、少々寂しそうでした。2週間ぶりでしょうか。

映画「港に灯がともる」より

2週間ぶりのコウノトリ