葛の散歩道 27/ さらさら流る

先週末は大寒波の到来でした。寒かったです。8日の早朝は雪がしばらく舞いました。このハリマの平地では珍しくなりました。子どもの頃はもっと寒かったのだと思います。年に何回かは雪が積もりましたし、朝の班登校の前に氷の張った川に、氷の上に乗り、(全面氷が張ることもあり)深い方へ、ミシミシ、ズボンで慌てて家に帰ることもありました。身近に川はなくなり、好奇心を搔き立てるようなことも減ってきてつまらなくなってきた子ども生活を今の子どもたちは送っているように思います。もちろん、子どもたちはリアルには楽しめない分バーチャルな世界を味わっているのでしょう。

先日の寒波の時、静かでした。川も凍てて凍りついていたのかもしれません。聞こえてくる音が違います。パリパリサクサク、パリパリサクサク短い草の上を歩くと聞こえてきます。川の流れの音があまり聞こえてこないのは寒々としてしています。それが今日は違いました。流れの音でついつい「春の小川はサラサラ行くよ。」と口ずさんでいました。まだまだ、花が咲くような時期ではありませんが寒さの峠を越してさらさらと時間が流れていくような気がしました。まだまだ、後戻りもしつつ春を迎えるのでしょうが。

早朝の空、春の大曲線、この星の流れのダイナミックさに頭はクラクラします。この時期、早朝南の空を向かい体をそらし、天頂の北側に北斗七星を眺めます(この段階でくらくらするのですが、、、)そこから体をゆっくり元に戻すと南の空に、アルクツールス、スピカへと迫ってくる曲線を描くのです。これは、ダイナミックです。見終わると必ずふらつきます。この迫ってくるような感じ、大曲線とはよく言ったものです。日本の鈴木敬信さんが考案したそうです。

道路に舞う雪、白い草の部分を歩くとサクサク、パリパリ音がします。