葛の散歩道 20/

前回、葛の花の話になりました。あまりに見事な満開なので、話を少し続けます。昔の人は春の七草は食べて味わい、秋の七草は見て味わうと言われています。秋の七草「お(おみなえし)、す(すすき)、き(ききょう)、な(なでしこ)、ふ(ふじばかま)、く(くず)、は(はぎ)」は以上です。その中にある葛、葛の満開を昔の人もこうやって眺めていたのかなあと思うと、タイムスリップしたようで、ちょっと嬉しいです。昔の人はちょっとした楽しみを見つけて暮らしていたように思います。どんな具合かというと、村の外れの山の際に、仕事休みに腰を下ろし、垂れた葛を見上げていたのでしょう。それとも、山の端を背景に葛のマントを羽織った林を望んでいたのでしょうか。今の花見、宴会のようなものではないですよね。でも、とっても楽しかったに違いないと思います。それに、話に花が咲いたのだと、、、