葛の散歩道 21/

数日前から、いつも歩いている葛の散歩道、川土手の散歩道の草刈りがはじまりました。冬の手前までやってきたということでしょうか。そうでないと、葛は何度も伸びて何度も草刈りしないといけませんから。この冬前にきれいに刈られることによって、また来年葛の芽吹きからのパワフルな成長を観ることができるのです。昔はこの草が牛や馬のごちそうになったという文献をよく見かけます。葛のこと「牛のぼたもち」と呼ぶところ(地域)もあるそうです。以前、中国のゴビ砂漠の緑化計画を取り組んだ鳥取大学の遠山先生は葛を植えたようです。先生は鳥取砂丘で葛を植え、緑化したところかららっきょなどの作物の栽培に成功した実績があったから中国でもと考えたようです。ところが、中国では遊牧されていた羊やヤギにみんな食べられてしまったとのこと。その後、緑化はポプラの木に替えて実施されました。今年の春、私も一度葛の芽を湯がいて食べてみたことがありました。その味は枝豆のさやの部分を食べているような感じで、食べられないことはないというものではありますが、進んで食べようとは思いませんでした。

毎年、自然(葛)に人の手が入り整えられることにより、何とか一緒に暮らしていけるのだと思います。この刈り取りの手入れに感謝しつつ、かれらの成長を味わって、来年も歩けることが楽しみでたまりません。